二人

例えば、わたしたちが闇色の恋を味わう間にも
夜の半球は這い進み、そして去り
太陽が覚醒を促せば
わたしは世界に目を開く
なんという拡がり
なんという隔たり
時の、距離の、都市の、部屋の、
  中で同じ場所を占める
わたしとあなたの
なんという実在
重み、空の気、
息と匂いの
交わり
二人
この
地球の際で

少女セクトのmadを見ました。すごく気に入っています。
けど世界が終わるのは悲しいので僕は別の事を考えます。