おたくとヴィレッジバンガード

ええっ、都会のおたくはヴィレッジバンガードに入れないの?

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いや、都会は関係ないのかもしれないけど、僕は田舎に住んでいて最近郊外のショッピングモールにヴィレッジバンガードができた。で、「こんな田舎にも出店するんだからファッションセンターしまむらと同じくらい大衆化してるでしょ」という感じで平然と入れた。
だから「都会ではそうなのかな」と考えてしまうんだけど、どうなんだろ。
文化に憧れる田舎者の思考パターンは、東京にコアなものがあるけどそれが自分の地方にやってくるころにはすっかり角が取れて丸くなっているに違いない、というものだ。それはヴィレッジバンガード秋葉原も同じ。事実最寄りの町にはアニメイトしか無い。とらのあなメロンブックスも無い。
数少ない友人の一人は本田透の愛読者で一時喪板コピペブログをやってたけど、そいつはヴィレッジバンガードcapsuleのCDを買ってきて悪びれもしない。んで僕の部屋で呑んだときは東方アレンジとcapsuleと某声優の曲が入り乱れて流れるという事態になった。麗しきかな半端者人生。

あるいは、僕はサブカルなのか?確かにスタジオボイスエヴァ特集は買ったし、ユリイカジャパニメーション特集も買った。エヴァンゲリオン・スタイルも買ったし、聖母エヴァンゲリオンも買った。詩と称するものも書いてるし。
けど分かる人には僕の詩にセンスが無いというのは分かるだろうし、二十七歳男性が百合姫買ってたらキモオタだろう。ましてふたなりっ娘LOVEのシリーズも持ってるとなれば。
おたくは架空のキャラクターに自分の性を振り向けることができるのが特徴でもあり嫌悪される点でもある。だからほぼ全て二次元キャラに振り向けている自分は、「オタクである」という自己規定を変える気はないし、できないだろうなあ。

ともかく、中途半端おたくライフは楽しい。

余談:ヴィレッジバンガードに「シャイニング娘。」の単行本が置いてあって笑った。そういう回路もあったのか。あれがありならジャム王子の「BAD SLAMMERS」も置くといいかも。